身につける人が持つ空気感をプラスすることで100%になるような、どこか"未完成"な存在でありたい。
自分らしさを大切に、しなやかに力を抜いて生きる大人の女性に選ばれるアクセサリーでありたい。
京都府出身。京都造形芸大卒業後、アパレル系商品企画を経てフリーのバッグデザイナーとなる。
大手セレクトショップなどでの販売実績を上げた後、渡英。
ロンドンのセレクトショップでもバッグや帽子などオリジナルの服飾雑貨を販売。
帰国後Phuhiepデザイナーとなり現在に至る。
SEIのデザインにはモダンで都会的なスタイリッシュさと、古都・京都で育まれた繊細な感性、
伝統的なものへのリスペクトが取り入れられています。
Phuhiepのアトリエがあるベトナムでは、月の満ち欠けを基準とした旧暦にそって人々は暮らしています。 満月の日にはお供え物を飾り豊穣を願い、新月になれば家の前に祭壇を作り先祖に祈る。自然や季節のうつろいを月の形から読み取り、月のリズムと繋がり暮らすことは、大切に受け継がれてきた人々の習わしなのです。Phuhiepのリングモチーフは、神聖で身近なベトナムの「月」をイメージしています。
もうひとつは、循環の「輪」としての象徴。 作り手たちに仕事を提供し、働いた分を還元して自立した生活ができる環境を創っていく。そして製品を買ってくださるお客様には、丁寧に心を込めて作ったアクセサリーとともに、晴れやかな気持ちもお届けします。売り手にも買い手にも作り手にも「幸せな循環」が生まれ、いつまでも続いてゆくように。国も年齢も言葉も、貧富や力の差も、なんの境目もなく全ての人々とつながるアクセサリーでありたい。Phuhiepのリングモチーフには、そんなブランドフィロソフィーが込められています。